日本酒の仕込み【四】 - 麹を育てる手 -

よこやま日本酒の仕込み 重家酒造


手を差し入れる。
ほわりとしたあたたかさが返ってくる。
それが、麹が“生きはじめた”証拠。
指をすべらせ、
山をくずし、また重ねる。
これが切り返し。
温度と湿度のバランスを整える、
繊細で静かな作業。

二日、三日──

手と米の呼吸がそろってきたとき、
麹はようやく、酒の核になる。


よこやま日本酒の仕込み 重家酒造よこやま日本酒の仕込み 重家酒造