吟のさと 特別純米 —
 飾らず、寄り添う。 島が育てた、やさしい一杯。

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グラスに注げば立ちのぼる、
ぶどうを思わせる甘やかなアロマ。
蜂蜜のような、やわらかな余韻。
ふと心をつかむ、華やかな香り。

けれど——
口に含むと、甘くはない。

香りの印象とは裏腹に、
味わいはすっきりと整い、
新酒ならではの瑞々しさとともに、
料理に静かに寄り添う。

醤油を使った和食。
出汁のきいた煮物。
濃厚なカニ味噌や、
旨みの強い一皿にも。

主張しすぎず、
けれど確かに
料理を引き立てる。

おすすめは、
薄く繊細な酒器で。

唇に触れるその薄さが、
味わいの輪郭をより鮮明にする。

かっこつけなくていい。
背伸びもしなくていい。

ただ、美味しい料理と、
気の置けない時間があればいい。

それはまるで、壱岐の島。
自然と、人のあたたかさが醸す、心地よさ。

島の風景を思いながら、
静かに味わってほしい。

吟のさと 新酒。
島そのものを、感じる酒。