「夏の焼酎」を作ろう。

重家酒造の壱岐焼酎ちんぐ



2000年代初頭、焼酎ブームがひと段落した頃、私たちは、「次の一手」を探していた。

焼酎は季節性に乏しい。いつでも変わらぬ良さがある一方で、その秘めたポテンシャルを発揮する機会に恵まれづらいのが定説だった。
そんな折、偶然のように出会ったのが、この「夏の焼酎」という概念。

そしてさらに、偶然が重なるように出会った、洋梨のような香りをもつ酵母。
これもまた、焼酎の世界に、まだほとんど存在しなかった香りだった。

二つの偶然が重なれば、それは必然だ。

日本酒的手法を焼酎に応用し、低温管理のために、寒さの厳しい冬に仕込み、その香りを閉じ込める。
アルコール度数を通常の25度から19度に下げることで、閉じ込めた香りを引き立たせつつ、味わいも保つ。
軽やかに、華やかに、しかし芯は通して。
このバランスに苦心しながら毎年ブラッシュアップしていく。

その苦心の先に出来上がったのが「ちんぐ夏上々」だ。
グラスに注げば、やさしく香る果実のニュアンスが広がり、暑い夏を爽やかに演出してくれる。
ロックで。炭酸で。
夏、昼の強い日差しにも、夕暮れの穏やかな風の中にも似合う、冬からの贈り物。

焼酎を初めて飲む方、「香りの美しさ」に惹かれる方にこそ、味わってほしい一本。
偶然が重なって出来上がった「ちんぐ夏上々」のような、この夏だけの、特別なひとときとの出会いを、どうぞ、ご賞味あれ。


重家酒造の麦焼酎ちんぐ夏上々


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