日本酒の仕込み 【七】-蔵を巡る人々の流れ-

重家酒造 日本酒の仕込み【七】-蔵を巡る人々の流れ-


蔵を見渡す。
職人たちの動きが、血流のように途切れなく続いていく。

誰かが蒸し場へ向かえば、
誰かが麹室へ自然と足を向ける。

声も合図もほとんどないのに、
次に必要な動きが、すっと生まれていく。
長い時間をかけて、それぞれが互いの呼吸を理解し、

蔵の“いま”を感じ取れるようになっていく。

ひとりひとりの判断が、
静かにつながり、巡っていく。

その流れの先に、
同じひとつの酒が立ち上がる。
蔵が今日も、生きている。


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