横山五十 愛山 — 静かに整う、優等生。

2025年 仙台サミット ベスト10入り。
88蔵中、5番目という好成績を、
ソツなく獲得する、そのバランス感。
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米違いで味わいを描く「横山五十」シリーズは、
酵母は変えず、酒米の個性だけで表情をつくる。
今回の主役は、愛山。
溶けやすく、ふくよかで、
果実味を豊かに引き出す酒米。
横山らしいフレッシュさに、
やわらかな厚みを重ねた一本。
グラスに注げば、
ふわりと広がる洋梨のような香り。
口に含むと、やさしい甘みが広がり、
すぐに凛とした酸が輪郭を整える。
甘いだけでは終わらない。
重たくもならない。
すっと切れるその潔さは、
誰が飲んでも、心地いい。
シリーズの中でも、
もっともバランスに優れた存在。
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合わせたいのは、
白身魚のムニエル。
ヒラメ、鯛、タラ、スズキ。
バターのコクとやわらかな果実味が重なり、
余韻に透明感が生まれる。
特別な日でなくてもいい。
仲間と囲むテーブルに。
気負わず、でも上質に。
横山五十 愛山。
静かに誇れる一本。
ブラインドテイスティングで選ばれた、
確かな実力をぜひご賞味ください。
