真夏の酒米づくり

照りつける太陽の中、
稲は今日も、元気に育っている。
稲が元気だということは、
周りに生える雑草もまた、
勢いよく育つということ。
草を刈り、
田んぼを歩き、
病気や害虫の気配がないか、
毎日のように稲の様子を見て回る。
台風が近づけば、
稲が少しでも風に踏ん張れるよう、
田んぼに水を張る。
したたり落ちる汗の量など、
鋭い日差しによく耐えている
「吟のさと」に比べれば、
どうということはない。
日照りの日も、嵐の日も、
できることは、すべてやる。
そうして、穂が出たら、
あとは願うだけ。
どうか今年も、
大きな実を、
たくさん実らせてくれますように。

