風土を愛し、自然を愛し
島をほこりに思う酒造り
玄界灘に浮かぶ、壱岐島。その小さな島に「重家酒造」はございます。酒造元の古い呼び名「重家」を冠した当蔵は、大正13年に創業し、現在で四代目。「現代に左右されず、初心に返り原点にもどるべし」という初代の言葉を受け継いだ、丹精込めた酒造りを続けています。風土を愛し、自然を愛し、壱岐の島を誇りに思い、これからも麦焼酎発祥とされる島から、美味しい國酒を皆様へお届けして参ります。
光栄なことに島の文化として脈々と受け継がれてきた「壱岐焼酎」は1995年、世界貿易機関(WTO)のトリプス協定において、国際的なブランド「地理的表示の産地指定」を受けました。将来、島の子どもたちが世界に認められた「壱岐焼酎」と同じように、壱岐島にプライドをもってもらえるよう、当酒蔵の焼酎と日本酒を通じて、島の風土や自然、そして島民の人柄を世界へ発信して参ります。
日本酒は“SAKE”として世界で高い知名度を得ています。そこで、当蔵はワインと肩を並べられるような、一杯目で飲むお酒として、和食にも洋食にも合う、世界中で愛される日本酒を壱岐島で造りあげました。日本神話の神々に5番目に創られたとされる壱岐。長い歴史と数多くの神社に守られた壱岐から、世界で愛される日本酒を造り続けていきます。